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「八雲プロジェクト」参加商品

江戸中期発展した長板中形技法、 両面柄違いの洒落た綿本藍染

江戸浴衣:雲

初山一之助作長板両面異柄正藍染。雲間に民家をあしらった古典柄、藍の濃淡が美しい。浴衣としてはやや厚手。単衣でも合わせにしても良い。綿100%

竹や葦などで編むあじろ(網代)の模様を浴衣地に織あげ、季節の古典的な花鳥柄や扇、雲などを染めた「あじろ反物」は濃厚な深みある藍色を放っている。単衣で着た時に裾さばきで裏の異柄が見えるよう両面柄違いの配慮が粋である。
江戸中期、町民の間で湯浴みの習慣が広がり、吸水性のよい湯上がり用木綿浴衣が着用されるに伴い長板中形の技法も発展した。江戸庶民は木綿のみの着用しか認められなかったことが、木綿の芸術品を生み出したと言える。
両面柄違いは伝統を踏まえながら1960年代後半に初山一之助氏が考案した浴衣地である。
無形文化財の長板中形技術保持者 初山一之助作による長板両面異柄正藍染。

東京和晒