文字サイズ設定:

機能と美の融合を追求し続け、結桶技術に磨きをかける深川桶栄

m0007_shop

代々受け継がれてきた道具が出番を待つ深川桶栄の工房


日本における桶の歴史は古く、1300年ころの文書に記述があり、その後、室町時代の酒造業の発展とともに桶製作の技術が確立されたと言われている。約400年程前、江戸時代の初期のころには東京深川に木場が移り、全国から良質な材木が集まる場所として栄えていった。

明治20年、桶栄初代は良質の木材が手に入るこの深川の地に独立して店を構えた。地域の隆盛とともに更に製作技術は発達し、桶職人の技は洗練されていった。特に桶栄初代の作る機能、丈夫さを兼ね備えた江戸好みのすっきりした美しいフォルムの木工芸品は、多くの深川の料亭に好まれて使われるようになった。

今、工房に並ぶ当時の道具類は4代目川又栄風氏に受け継がれ、変わらぬ江戸結桶の技法と技を駆使して伝統の木工品と4代目ならではの現代様式に合ったテーブルウエアを追求している。

深川桶栄