文字サイズ設定:

「八雲プロジェクト」匠のご紹介

「錫光」創業者、中村光山氏の錫への思いを受継ぐ中村圭一氏と陽山貴之氏

m0008_naka

穏やかさと芯の強さを感じる圭一氏。「錫光」を創業してひとり尽力する先代の父親を見て共鳴、錫師の世界に入った

「錫光」は、現代の名工として黄綬褒章を受賞した先代の錫師中村光山に師事した二人の職人が活躍している。
中村圭一氏と陽山貴之氏である。中村氏は先代の子供としてひとり尽力する父をみて後を継ぐことを決意、一方陽山氏は金属がこの上なく好きなことから、先代に出会い弟子入りした。
錫器は紀元前1500年頃、エジプトの古代遺跡から出土された「巡礼者の壺」というのが最古のものらしい。錫は非常に柔らかく、主に他の金属と配合して使用する。配合されたものをピューターという。現在でも、ピューターを使った製品は海外にあるが、「錫光」で作られている錫器の配合内容や配合パーセントは海外のものとは異なる。配合によって素材の柔らかさや質感の表情が違うのである。「錫光」独特の錫器の魅力を引出す技術と知識は先代に直接間近で見て学んだ二人が、さらに次世代に引き継ぐべく錫と向き合っている。

m0008_yoya

この上なく金属が好きな陽山氏は先代中村光山氏の作品に惹かれ師事。間近に技を見て修行

錫光