文字サイズ設定:

「八雲プロジェクト」匠のご紹介

今と伝統の融合を追求して日々、竹と向き合い語り合う

m0006_mouri-01

一本の竹筒を割る、剥ぐ、編む等の行程を得て作品は仕上がる

毛利健一氏。
伝統をふまえ「今」を表現しながら「今」を語る竹のモノ作りに挑戦する大分県別府市生まれの毛利健一氏。

毛利氏の生まれながらの環境は正に竹、竹、竹であった。ご尊父が竹職人であったため、竹は生活の一部だったのである。そんな毛利氏も高校を卒業すると東京の印刷会社に就職。身近な竹から5年ほど離れた。しかし、サラリーマン生活には馴染めず、別府にもどり梶原光峰氏に指示。めきめきと頭角を表し竹工芸展の受賞を数々うける。

彼は言う、「故郷を離れたことは良かった。外から父親の職業を見つめ、日々当たり前だった竹を見直し、印刷会社という環境から色を間近に学んだことは大きい。一時竹と距離をおいたことは、伝統工芸のみの世界に浸らず、竹を通して新たなモノづくりにつながった」と。彼の作る竹バッグはこうした彼の歩みが生み出した傑作と言えるだろう。

m0006_mouri-02

新たな作品作りに余念のない毛利健一氏

竹巧彩